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タリバルの糸洞窟の真実
- 備考:
タリバルの糸洞窟は、実はトゥーロ族の墓そのものだった。
そこにある眩しく光る柱は、オルン族の足枷ともいえるオルゼカの光明石であり、その光明石は、カーマスリビアの先代女王アメリア・オーネットの一派の残党、アイネルが管理していた。アヒブたちが灰月の巫女と呼ぶモンジュール・アイネルが吹き出す魔力は、堕落者になる直前に、ダークナイトのアタラクシアを蝕んでいた赤の魔力と似ていた。
セペルのアヒブ、初めから彼女たちの仕業だったのだ。アタラクシアを堕落者にしたのも、堕落者を増やす勢力もだ。そしてツンクタを囲んだ藍色の炎を消し、オルゼカの光明石でトゥーロ族を分裂させたことまでも…。