現在時刻: 12:00AM昼時間まで: <1 minデイリー更新: <1 minTrade Reset: <1 min闇の精霊のサイコロ更新: <1 min
知識 /クログダルの伝説 : ドゥーム クログダルの伝説 : ドゥーム
- 備考:
クログダルの子どもたちのうち、末っ子は炎の主であるドゥーム。
地を踏む度に炎が起き、あらゆるものを燃やしてしまった。
蒼空を自由に飛び回る風のアドゥアナート、森に愛されている大地のディネとは違い、
ドゥームは自分の炎のせいで、自由にはいられなかった。姉妹たち以外には、ドゥームの隣にいられる存在はいなかったため、ドゥームは自ずと孤独に陥った。
そんなドゥームを長い時間見届けてきた者がいた。その名は、亀裂の鏡を守るヘビ、イベドル。
君の真の姿を見ろ。渇いた砂漠の果てに燃え上がる地獄門があるだろう。
そこに君を理解する者が待っているから、もうこみ上げる寂しさに悲しむな。彼と一緒なら、燃え上がる炎を誇りながら、世の中を自由に走れるだろう。
ドゥームはイベドルの誘いにより、初めて母の懐から離れた。
ドゥームの最後の姿は、雷が鳴り響いたある日、砂漠の嵐の向こうへ寂しく消えたと記録されている。