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星の墓場のアヒブ

カテゴリー: 星の墓場冒険日誌 III

- 備考:

カーマスリビアの追放されたベディル種族アヒブは乾いた土地オーディリタから秘密裏に星の墓場に到着した。ブラックスターを初めてみる指揮官オアルマは月光の下で燃えている星の残骸と血の色のモンスターたちを見下ろしながら微笑んだ。オーディリタから星の墓場はかなり遠かった。もしカーマスリビアや同盟国であるカルフェオンにばれたらすべてが終わってしまうだろう。だが彼らは恐れなかった。命より大切で美しいいばらの花、ウィオレンティア・オウダー女王様のためなら、骨が砕けて埃になったとしてやり遂げるのが彼らの鉄則だった。だが、彼らはもう一つの問題と向き合わなければならなかった。変な赤い司祭服を着ている、声のかれた人間たちが提案する光明の条約だった。その条約は光明の兄弟会と影の騎士団、そしてアヒブ、3勢力の協力だった。ブラックスターの力を自分たちだけれ抽出できるアヒブたちさえ、それを受け入れるしかなかった。その理由は彼らには時間がなかったからだ。結局、大勢の人たちの労働力を利用し、自分たちも協力することに同意した。最初は信用できず頼りなく見えたが、長い間自分たちに従ってくれた影の騎士団との友好関係であり、敵対国の同盟国であるカルフェオンを自由に操る姿を見て、かなり使える者たちのようだった。愚かなカルフェオン。赤い司祭たちの正体に興味なかったが、これだけ弱い国家を同盟国にしているカーマスリビアが愚かに見えた決定的な瞬間だった。

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