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禁止された錬金術に関する記録

禁止された錬金術に関する記録 - BDO
  • カテゴリー: バレノス冒険日誌 II
- 備考:
反対派を粛清して、強力な王権の基盤を作ったクロンの君主のヌアール・バルタリ3世。彼が恐れるものは、唯一死のみだった。権力は日に日に強くなって行ったが、だんだん老いていく体は彼を狂わせた。 貴族に大しては残酷だったが、国民たちには優しい君主だった彼が変わってしまったのも一瞬のことだった。体に良い薬草と料理を手に入れるために、手段を選ばず、その中で大勢の国民と臣下たちが命を失った。 この時、砂漠を渡って来た一人の錬金術師がバルタリ3世を訪れた。彼は王に禁忌の錬金術で若さを取り戻せると約束し、その材料として百人の童子と処女の血、内臓を要求した。王の狂気がバレノスを襲い、国民たちの恨みは溜まっていった。 ついに禁忌の錬金術で若さを錬成しようとした日、クロン城に大きな爆発が起こった。そして、何か巨大な群れがバレノスを襲った。 奇妙なのは、その爆発を見届けた国民たちの証言がお互い異なるということだ。角の付いた野獣が空を飛び回ったという人もいれば、美しい天使が祝福を与えたと言っている者もいた。さらにある者は亡くなった親とおしゃべりしたりもした。 とにかく城郭に生き残った者は一人もいなく、公な記録も残されていない。ただ異界の何かを召喚しようとしたのではないかと推測するだけで、純粋な好奇心で学問を研究する者として非常に遺憾でならない。 - オルビアの士官で、錬金術師のサント・イノザ
[メイン依頼]で獲得可能 バレノス地域