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[物語図鑑] ドゥオクシニ伝
- 備考:
第1章・ドケビとキムソバン
昔々あるところに、朝の国に人間が好きなドケビたちが住んでいました。
老若男女を問わず、皆をキムソバンと呼ぶドケビたちでした。
もしかすると、彼らが初めて出会った人物がキムソバンだったのかもしれません。
彼らは巨大な石と木でいっぱいのドケビの森を作りました。
時が流れ、ドケビの森にスプモルという、人間が暮らす村ができました。
スプモルで人が生まれるとドケビたちが宴を開き、
人が死ぬとドケビたちが大泣きして冥福を祈るほど、
スプモルのキムソバンたちとドケビたちの関係は、誰よりも特別なものでした。
スプモルでは毎日大量の豚肉や蕎麦ムク、
そして最高に美味しいお酒を飲み食いしながら、力比べを楽しんだといいます。
こんなドケビの中でも、もっとも怖そうな見た目のドケビ!
力が強いドケビの中でも、もっとも力比べが得意なドケビ!!
ドケビの中でも、キムソバンたちをもっとも苦しめたドケビ!!!
ドケビの森でもっとも偉いドケビを、ドゥオクシニ王と呼んだそうです。