道に迷った羊

依頼タイプ: 家門依頼

- 備考:

9月25日セレンディア北部を通った時の話だ。偶然、迷子の羊一匹を発見した。かわいそうに…道に迷ったんだね。飼い主も心配だろうな。このまま放っておくわけにはいかない。周りを見ると、山のてっぺんに牧場があるようだ。山を登るために一歩踏み出した時、急にこんな考えが思い浮かんだ。私は…今一文無しじゃないか。羊は道に迷い、私は偶然羊に出会った。そうだ。そうだ…こういうのを運命の出会いというのだ。私が一生懸命な生きる姿を見て、神から授けられたものに間違いない。 …。汚い。重いし臭いし鳴き声もうるさい。力も強く、あいつを背負って目的地にたどり着くまでに投げ飛ばしたい衝動を何度抑えたことか。だが、あいつの毛は我々を暖かくしてくれるはずだ。ふう…空気の読めない奴だ。降ろした途端、草を食べている。