現在時刻: 12:00AM昼時間まで: <1 minデイリー更新: <1 minTrade Reset: <1 min闇の精霊のサイコロ更新: <1 min
危ないことは避けるのが上策
- 備考:
7月20日
轟音を奏でる遺跡の調査を終え、
もうここに留まる必要がなくなったので、再び砂漠へと旅立った。
砂漠は、いつものように荒涼で静かだった。
しばらく考え事をしながら歩いていたとき、
静寂を破るハンマーの音が、遠くから聞こえてきた。
目をやると、ある男が崖の下にテントを張っていた。
男は私を見て、すぐにも砂嵐が吹き荒れると言った。
こんなに静かな砂漠に砂嵐が吹くなんて、
おかしな奴かと思ったが、余計な危険を冒したくはなかった。
彼に少しここで休んでもいいか聞くと、彼は快諾してくれた。
食べ物を出して彼と分合いけながら、話をした。
そしていつの間にかテントの外は、風の音で満ちていた。
時間の経つのを忘れて話をしていたら、
いつの間にか風の音は静まっていた。
再び静まった砂漠には静寂だけが満ちていて、
私は遠くから赤い夕焼けを照り返してくる、イベルブオアシスを発見した。