現在時刻: 12:00AM昼時間まで: <1 minデイリー更新: <1 minTrade Reset: <1 min闇の精霊のサイコロ更新: <1 min
[物語図鑑] ソンカクシ伝
- 備考:
第4章・歪んだ恋煩い
旅人とトルセは、失われたソンカクシの記憶を取り戻すために南浦へと向かいます。
生前、メウォルは南浦のソンヨムという人と親交があったようで…。
ソンヨムは、かつては東方海道一の人気を誇る官妓だったといいます。
美貌はもちろん、踊りに歌に、詩まで…。
しかし、そんなソンヨムを焦らせた存在がまさにメウォルだったそうです。
ある日、父親と一緒に南浦に訪れたメウォル。
ちょうど市場を通っていた東伯令監の目に留まったそうです。
美貌に加え、気立てがよく、純真無垢…
まるで画仙紙に広がる墨汁のように、
東伯令監様の瞳にメウォルが沁み渡っていったのです。
彼は傾国の美女であるソンヨムを差し置いて、無我夢中でメウォルに求愛しました。
しかし、婚約者がいたメウォルは何度もそれを断ったといいます。